恵光院縁起
恵光院は今から1200年前弘法大師 空海が五重塔を建立、毘沙門天、不動明王を安置したことに始まります。その後空海の弟子である道昌僧都が住職となり、多くの人達の供養をしたため廻向院と呼ばれました。
延慶元年(1308)に京都の東寺より量調阿闍梨が当院へ転任され廻向院を再興し、永禄(1558~)の初め頃には、薩摩藩十七代当主島津兵庫頭義弘と縁を深め檀那関係にありました。また明智光秀の菩提寺でもあります。
宝永年中(1704~)八代将軍徳川吉宗公の命により、「恵光院」に改め、現在に至るまで脈々と法燈が受け継がれております。
本 堂
現在の本堂は平成三年に第52世説巌上綱により再建され、山内を見渡せる高台にあり、多くの檀信徒様のお位牌が祀られ、日々祈りがささげられております。
また御本尊様は阿弥陀如来、弘法大師、不動明王をお祀りしています。
また御本尊様は阿弥陀如来、弘法大師、不動明王をお祀りしています。
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不動明王像
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阿弥陀如来像
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弘法大師像
毘沙門堂
毘沙門堂には弘法大師空海作と伝えられる毘沙門天を御本尊に、不動明王、愛染明王をお祀りしています。
不動明王は弘法大師空海が唐に渡航する際船の上で航海の安全を守った御利益のある神像で別名を「舵取り不動」と言われています。
不動明王は弘法大師空海が唐に渡航する際船の上で航海の安全を守った御利益のある神像で別名を「舵取り不動」と言われています。
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愛染明王像
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毘沙門天像
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不動明王像
住職の挨拶
当院は弘法大師・空海様がおわします奥之院一の橋入口には徒歩すぐの場所に位置しており歴史と自然をご堪能いただける宿坊寺院でございます。
伝統を重んじつつも、皆様に快適にお過ごしいただけますよう時代に合わせて最新の設備も取り入れております。若い修行僧を中心に至らぬところもございますが、おもてなしさせていただきます。
是非 自然の中で日々の喧騒を忘れ、空海の開かれた高野山の歴史を感じながらどうぞお過ごしくださいませ。
心より皆さまのお越しをお待ちしております。
恵光院 住職 近藤説秀
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玄関
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中庭
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阿字観道場
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大広間